落部―森IC26日開通 鹿部で記念イベント

update 2011/11/24 11:07


 道央自動車道の落部インターンチェンジ(IC、八雲町)―森IC(森町)間20・2キロの開通(26日)に合わせて、鹿部町温泉観光協会(吉康郎会長)は26、27の両日、しかべ間歇泉(かんけつせん)公園(同町鹿部)で独自の記念イベントを開く。ほかの地元自治体も懸垂幕やのぼり旗を設置するなど、歓迎ムードが高まっている。

 鹿部町の記念イベントでは、鹿部産スケトウダラを油で揚げた「スケソスティック」を各日200食限定で無料で配る。町のキャラクター「カールス君」と「いずみちゃん」も登場、自由に写真撮影できる。また、町水産物衛生管理推進委員会(委員長・村田昇鹿部漁協組合長)が考案した「スケソ親子サンド」も1個300円で販売。スケトウのフライをパンに挟み、明太子入りソースをかけた商品で、町ご当地グルメとしてアピールする。両日とも午前11時から。雨天決行。

 鹿部町水産経済課は「森町から車で30分に位置する鹿部町にとって、開通は念願だった。函館市縄文文化交流センター(臼尻町)へ向かう人が増えると思うので、同じルートを通る鹿部にも、ぜひ立ち寄ってほしい」と期待を寄せる。イベントに関する問い合わせは同協会TEL01372・7・3344へ。

 森町では、森IC開通を祝う懸垂幕(縦5メートル×横90センチ)を役場庁舎に設置。また、歓迎を示すのぼり旗約30本を、国道5号から森ICに通じる沿線に立てるほか、町内にある150店舗以上の商店などにステッカーを配り、ウインドーに張ってもらう。町中心部の街灯約40本にもフラッグを取り付ける予定だ。

 佐藤克男町長は「森町の開国≠ニも言えるほどの新時代の幕開けだ。町では『楽市楽座もりまち食KING市』など町外から客を呼び込むイベントを行っており、活動をさらに充実させたい。町が誇る地熱発電も道内に広く紹介したい」と力を込める。

 八雲町は、八雲IC―落部IC間にある八雲パーキングエリア(PA)に隣接する噴火湾パノラマパーク(道立広域公園)の入り込み増を期待。町企画振興課は「これまでは上り(函館方面)へ向かう人の利用が多かったが、森IC開通により、下り(札幌方面)へ向かう人にも寄ってもらえれば。今後はパーク内にある物産館(仮店舗)について、観光と物販の拠点化を目指し新たな整備を検討中」としている。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです