アーチ橋できた!北斗・市渡小で体験学習
update 2011/11/23 10:29
【北斗】北斗市渡小学校(計良徳子校長、児童96人)の4年生17人が22日、同校体育館で橋の仕組みを学ぶ体験学習を行った。子どもたちがレンガと砂のみでアーチ橋を造り、実際に渡って土木技術の奥深さに触れた。
函館開建が取り組む出前講座の一環で、同開建職員5人が先生役≠務めた。子どもたちは用意した台の上に大小38個のレンガを並べ、濡れた砂をすき間に詰めていった。台を静かに外すと、長さ110aのアーチ橋が完成。子どもたちは恐る恐る足を進め、渡り切ると大喜び。2、3人で橋の上に乗っても壊れないことを確認した。
同開建道路計画課の堀田暢夫道路調査官が、アーチ橋の上にかかった力はレンガに沿って地面に伝わっていくので橋が崩れない原理を説明。湯沢来夢(らいむ)君(10)は「初めは壊れたらどうしようと思ったけれど、大丈夫でうれしかった。また造ってみたい」と笑顔を見せていた。
同校によると、4年生は国語の授業で、長崎市の眼鏡橋などを参考にアーチ橋の仕組みを勉強。今回、実体験することでアーチ構造による力の伝わりなどを感じ取った。
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