携帯電話から検索、予約OK
update 2011/11/21 10:35
函館市中央図書館は12月1日から、同館と市内各図書室の蔵書検索システム「OPAC」の機能を拡大する。これまで館内とパソコンからに限られていた図書検索や予約受け付けなどの機能を、携帯電話でも行えるようにする。同館は「新システム導入を機会に、より多くの方に図書館を利用してほしい」としている。
携帯電話からアクセスする「モバイルOPAC」では、パソコン版と同じ機能を搭載。利用者カードの番号を打ち込むと、予約申し込みをはじめ、貸出中の本の返却期限や一覧の確認が可能となる。これまで電話とカウンターでのみ受け付けていた貸出期間の延長も申し込める。年齢制限は設定しておらず、誰もが場所を選ばず利用できる。
館内にあるOPACでも利用照会や予約申し込み、貸出期間の延長機能を新たに取り入れた。また、パソコン版では貸出期間延長機能を加えたほか、高校生以上としていた端末利用の制限も撤廃する。同館は「データ化したことで利用状況などが確認しやすくなる」と話す。
併せて、持ち出し防止機能を搭載する館内ゲートと自動貸出機の機械を一新するほか、桔梗配本所(桔梗4)にもOPACを設置させる。
同館は「利用者からの要望や機械の老朽化を受けて実施した。今後も利用者のニーズに応え、図書館の利便性向上を目指し、新サービスを考えていきたい」としている。
システム更新のため、中央図書館と移動図書館車は24〜30日まで、各図書室・配本所は23〜30日まで休館する。併せてインターネットでの蔵書検索、予約機能も停止する。休館中はブックポストでの本の返却のみ受け付ける。問い合わせは同館TEL0138・35・6801。
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