地元食材おいしく料理、シェフ養成講座
update 2011/11/20 11:07
函館市内・近郊の親子を対象にした料理教室「リトルシェフ養成講座」が19日、函館短大付設調理師専門学校(柏木町)で開かれた。5組12人の小学生と保護者が参加し、地元の食材を使った家庭でもできる料理やデザートづくりに挑戦した。
食育や地産地消をテーマに、未来を担う子どもたちに食文化の大切さを知ってもらおうと、毎年開催している。同校調理技術研究室長の吉田徹さんが講師を務め、実習前には朝ごはんをきちんと食べ、生活のリズムを整えることを学ぶ講義も行われた。
この日は森産のカボチャのスープと函館産のサケのムニエル、七飯産のリンゴを使ったアップルパイの3品に挑戦。児童らは吉田さんや学生の指導の下、包丁やフライパンを器用に使いこなし、真剣な表情で食材を切ったり、焼いたりしてメニューを完成させた。
吉田さんは「サケに均一に火が通るようたたいて厚さをそろえて」などと調理のコツをアドバイス。最後に全員で試食し、子どもたちにはリトルシェフの認定書が贈られた。参加した函館中島小6年の佐々木里菜さん(12)は「炒めるのが楽しい。家でも作ってみたい」、母直美さん(39)は「これからは家事の貴重な戦力になりそうです」と話していた。
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