試食や講演 ふっくりんこの魅力堪能
update 2011/11/17 09:52
道南産の銘柄米・ふっくりんこへの理解を深めてもらう「函館育ちふっくりんこセミナー」(道南地区北海道米食率向上戦略会議など主催)が16日、函館国際ホテル(大手町5)で開かれた。市内の調理関係者、一般消費者ら約150人が参加し、試食や講演会を通じてその魅力を共有した。
ふっくりんこは2003年に販売開始。ふっくらした食感と甘みが特徴で、ブランド米として親しまれている。今回は道南地域でのさらなる需要拡大を目的に開かれた。
セミナーではふっくりんこを使った創作料理の試食会を開催。にぎりずしのほか、米粉パスタやライスコロッケ、チャーハンなど和・洋・中の料理が振る舞われた。参加者は柔らかな食感を堪能するとともに、多彩な料理にマッチすることを実感した様子だった。
函館市西旭岡町の主婦、越前屋優子さん(67)は「ほかの米と舌触りが違う上に冷めてもふっくらしたままなので、すしのシャリに合うと思う。この味が全国に広まってほしい」と話していた。
セミナーではこのほか、生産者と消費者らが懇談した食育講演会やふっくりんことコシヒカリ、あきたこまちの3銘柄の食べ比べが行われた。アンケートでは食べ比べの参加者のうち半数以上が、最もおいしい米にふっくりんこを挙げていた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。