縁担ぎ「11年11月11日」に結婚届け提出増える
update 2011/11/12 10:34
“1”から育む2人の愛―。1が並んだ2011年11月11日、函館市内では婚姻届を出すカップルが相次いだ。いい夫婦の日(11月22日)やクリスマスなどの記念日に匹敵する人気という。
市戸籍住民課によると、函館市役所本庁舎と各支所では同日、窓口での受理が終了する午後5時半までに26件の婚姻届を受理。昨年度の1日の平均届け出数(約4件)の6倍以上にもなる。
婚姻届は大安やクリスマスなどの記念日、ぞろ目の日に多く出される傾向にある。1999(平成11)年11月11日には97件、2010(同22)年2月22日には46件が寄せられている。
この日、市役所本庁舎では午前11時11分の届け出を狙おうと、同11時前にカップルが集中。一時は順番待ちの状態となった。
埼玉在住の会社員、高橋克也さん(33)と専門職の歩美さん(29)はこの日のために仕事を休み、歩美さんの実家がある函館で婚姻届を提出。ちょうど同11時11分に受理された。
4年間の交際期間を経て、5月に結婚式を挙げる予定の2人は「縁起が良く、世界平和の日でもあるからこの日にした。いつもと変わらず笑いの絶えない平和な家庭を築きたい」と笑顔を浮かべていた。
同課の桂井美智子課長は「皆さん幸せそうで心温まる。もう少しでいい夫婦の日を迎えるので、また幸せなカップルが増えるでしょう」と話していた。
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