民謡や踊りで被災地支援、慈善ショー
update 2011/11/7 10:43
【江差】東日本大震災で被災した東北地方の中学生への支援などを掲げて、町民有志で組織した実行委員会が主催する「民謡まつり・福祉チャリティーショー」(函館新聞社など後援)が6日、町文化会館で開かれた。
江差追分愛好家や地元の追分師匠陣らで結成した「民謡を愛する古里づくり実行委員会」(本庄志津男会長)の主催。江差出身の民謡歌手・KAZUMIさんや、歴代の江差追分全国大会優勝者らが出演。自慢の民謡や踊りで、会場を埋めた観客を魅了した。
1964(昭和39)年度の江差中卒業生が結成した「60の手習い39会」は、ソーラン節の勇壮な踊りを披露。フラダンスサークル「ハイビスカス江差グループ」も、華麗なダンスで会場を盛り上げた。
開会に先立ち、実行委の本庄会長が、前売り券の販売収入のうち、10万円を江差町社会福祉協議会の佐野進会長に手渡した。また、被災地の中学校吹奏楽部の生徒たちに、楽器の購入費用を支援する活動を行っている江差中吹奏楽部にも8万円を贈呈した。さらに、当日券の売り上げを含め、イベントの決算で生じた剰余金は、全額を同部に贈る予定という。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。