クジラ料理おいしい

update 2011/11/6 10:28


 北大水産学部の学祭「北水祭」が5日、函館市港町3の函館キャンパスで始まった。各学科の展示や発表、模擬店などが行われ、大勢の市民らが足を運んだ。鯨類研究会(尾崎司宙代表、40人)による恒例の鯨肉やクジラ料理の提供が人気を集め、開場時間の午前10時半前に10人以上の長い列ができた。6日まで。

 同研究会の展示発表は今年で11回目。幅広い世代に鯨食や捕鯨文化に触れてもらおうと、くじらけんちんうどん、ミンククジラの赤身肉、鯨大和煮の缶詰を提供した。

 同研究会は毎週1回、フェリーに乗り、クジラやイルカの目視調査を行っていて、回遊経路や来遊時期の展示発表が来場者を感心させている。昨年の来場者アンケートで、クジラ汁のリクエストが多く寄せられたため、今回はくじらけんちんうどんを販売。プロの料理人から鯨肉の提供と料理の指導がされた。薄く切られたヒゲクジラを使用し、うどんの上にキャベツなど野菜が具だくさんに盛りつけられ、味付けはクジラのうま味を逃がさないよう、昆布のだしをベースに作られている。

 市内美原から家族で訪れた高井望花ちゃん(3)は「とてもおいしい。お祭りも楽しい」と笑顔で話した。同研究会の尾崎代表と水野裕菜さんは「研究成果を見てもらうとともに、貴重なクジラ料理をぜひ味わってほしい」と呼び掛けている。

 6日の販売は午前10時半から数量限定。

提供 - 函館新聞社


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