人気歌劇曲で聴衆魅了 市民オペラの会がコンサート
update 2011/11/3 11:48
函館市民オペラの会(金山正智会長)主催のオペラコンサート(函館新聞社など後援)が2日、市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれた。歌い手11人が人気歌劇の抜粋曲を高らかに響かせ、来場者330人を楽しませた。
同会は1990年の発足以降、毎年本格的なオペラを上演してきたが、公演の収入減に伴い、2009年同様、今年も上演を中止。代わりに、より音楽に集中し、質の高いアンサンブルを楽しんでもらおうと同コンサートを開催。9月から、今回初めて指揮を務めるフルート奏者の松石隆さんのタクトで本格的な練習を積み重ねてきた。
今回は、モーツァルトの「フィガロの結婚」やベルディの「椿姫」など全8曲を取り上げた。次藤正代さん、井上治さん、堀川智美さんらが朗々とした独唱や掛け合いを披露した。伴奏した市民オペラ管弦楽団の40人も、歌劇「こうもり」の有名な「序曲」など3曲を単独演奏。親しみやすく伸び伸びとしたハーモニーに、会場から盛んな拍手が送られていた。
後半はプッチーニ作曲の「蝶々夫人」のほか、ベルディの「アイーダ」などの抜粋曲を演奏した。
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