PRに一定の効果 はこだてスイーツフェスタ

update 2011/11/1 15:40


 函館市若松町の棒二森屋で10月28〜30日に開かれた「はこだてスイーツフェスタ2011」(実行委主催)は、3日間で計1万3600人が来場した。初開催の前年実績(1万5000人)には届かなかったものの、実行委では「各日とも完売した商品も多く、函館のスイーツのPRには一定の効果があった」としている。

 同フェスタは道南の菓子店を一堂に集め、地元スイーツの消費拡大やブランド化に向け、市や道南の菓子業界団体でつくる実行委が昨年に続いて企画。今年は出店数が昨年より5店増えたほか、初企画として青森からアップルパイの有名店などが参加した。

 実行委によると、28日に3500人、29日に5000人、30日に5100人と来場者は漸増。だが、目標としていた前年実績より約1割減少し、市商業振興課は「今年は他の百貨店の物産展と重なったほか、昨年が朝市の市民感謝祭との相乗効果による集客が大きかったため」と要因を分析する。

 一方、来場客の8割近くを女性が占め、特に会場内で3種類のケーキが味わえる「カフェ」は毎回予想を上回る盛況ぶり。まとめ買いする人も多く、参加店では各日午後4時ぐらいに完売商品も相次いだ。現在集計中の総売り上げはほぼ前年並みの約600万円に上る見通し。

 来場客からは「(9月開催だった)昨年よりも商品に季節感があった」「知らなかった店を知ることができた」と好意的な反応の一方、「イベントの目玉がない」「駐車場が足りない」との声も。実行委は会場で行った来場者アンケートも参考に年内にも会合を開いて次回の開催を検討する。同課は「2回目ということもあり、一定の定着を見せてきた。来年は市制施行90周年にちなんだ記念イベントとして開催できれば」と話している。(

提供 - 函館新聞社


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