あさひ小児童、朝市で販売体験
update 2011/10/28 11:59
函館あさひ小学校(佐野太三校長)の6年生43人が27日、函館朝市(若松町9)で販売体験活動を行った。「いらっしゃいませー」と児童の元気な声が響き渡り、にぎわいを見せていた。
朝市で働く人の仕事内容や工夫などを学ぼうと、函館駅二商業協同組合(藤田公人理事長)の協力を得て実施。事前学習として、藤田理事長の講話や、市場に訪れ自分たちで売るコツや課題を探りあったりと準備を行い、販売体験活動に臨んだ。
この日は、20カ所の店舗に分かれ、約1時間体験を行った。干物や塩辛の瓶詰めなどを片手に、「ご飯と合って、とってもおいしいですよ」と大きな声で商品をPR。買い物客から「頑張ってね」「ありがとね」とねぎらいの言葉をかけられると、子どもたちは、笑顔と威勢のいい声で応えた。
阿部優斗君は「販売は、物を売るということだけでなく、お客さんとの心のつながりも大切だと思った。声がガラガラになり大変だったけど、今日学んだことを、普段の生活にも生かしていきたい」と声を弾ませ、菊池恒志君は「最初は客足が少なく不安だったけど、1人お客さんが止まると大勢の人が来た。商品について言うと、『よくできたね』と笑いながら買ってくれる人もいました」と笑顔で話した。
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