スケトウダラ好漁続く…南かやべ、えさん漁協
update 2011/10/26 12:05
道南太平洋海域(渡島、胆振、日高)のスケトウダラ刺し網漁で、来遊が早いため先行して6日から操業が始まった南かやべ、えさん両漁協の水揚げ量は1627トン(24日現在)で、10月の漁獲上限量(2500トン)に対する消化率は65・1%となった。今季は安定した水揚げがあり、高値で取引されており、浜は活気に満ちている。
渡島総合振興局によると、両漁協では網の数を減らしたり、毎週土曜を休漁とするなど独自の調整を続けている。価格は1キロ当たり80〜90円で取引されている。昨年は管内全漁協が10月6日から出漁していて、水揚げ量も多かったため10月全体の管内平均価格は同53・5円だった。
南かやべ漁協は「水揚げ量は1日当たり150〜200トンペースで、好漁が続いている」とし、単価高については「量の少なさに加え、スケトウの型が例年より大きく卵の成長がいいためでは」とする。
両漁協では、10月中に2500トンに達した時点でいったんすべての網を上げる。1カ月延期する自主規制を取った鹿部〜長万部の管内6漁協も11月1日から一斉に網を入れる。胆振管内も同日から始まる。
漁は資源確保のため、国が定める漁獲可能量(TAC、渡島、胆振、日高管内で4万7400トン)下で操業する。
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