函館聾学校中学部3年・餌取君2年連続最高賞…市児童生徒俳句大会
update 2011/10/26 12:05
函館聾学校中学部3年の餌取皇大君(15)が、このほど行われた函館市児童生徒俳句大会(函館俳句協会主催、市教委後援)で最高賞である特選に選ばれた。昨年に続いての連覇で、力作が評価され、喜びに沸いている。
若い世代に俳句に親しんでもらおうと、2003年から毎年実施。今年は小学生が1377人から3379句、中学生が347人から917句の応募があった。
1人3句まで応募でき、餌取君は3作品をエントリー。特選に選ばれたのは「手をつなぐ 君のひとみに ほたる飛ぶ」―という作品。コミュニケーション向上のために短文に気持ちを込める練習を行っていた自立活動の授業の一環で作った。
餌取君によると、かつてテレビで見た、京都にある古民家の庭先にある池をイメージしたという。「カップルや家族が2人で見つめ合っているところにホタルが飛んできた様子を俳句にした」と笑顔を浮かべる。
2年連続の快挙に「今年も特選をもらえるとは思わなかった。でも、やっぱり受賞はうれしい」と餌取君。標語や作文なども積極的に学び、機会があれば各種大会に応募しており、「この大会は今年最後だが、文章を書くのが好きなので、また何かに挑戦したい」と声を弾ませていた。
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