婚前撮影旅行で香港人カップル3組が来函
update 2011/10/23 11:28
香港のカップルに人気の「婚前撮影旅行」の観光メニューづくりを探る「旅づくり塾」の2回目が22日、函館市内・近郊で始まった。香港や東京から招いた3組6人の香港人カップルらが函館近郊の観光名所などで実際にカメラマンの撮影を体験し、函館観光の新機軸を満喫した。
「旅づくり塾」は、観光庁が推進する「訪日外国人受入環境整備事業」の一環で、函館など全国12カ所を戦略拠点として選定。リクルートのじゃらんリサーチセンター(東京)の協力で、道内では函館と札幌、登別市の3カ所で誘客促進の新たな仕掛けづくりを目指している。
函館では7月のワークショップに続き2回目で、今回は22、23の両日に市内・近郊でモニターツアーを企画。初日はあいにくの天候だったが、函館山山頂のカフェでは都内在住の2組のカップルがホテルからドレス姿で訪れ、市内の写真家丸山達也さんが仲むつまじいカップルの様子を次々とカメラに収めた。
結婚前に香港国籍の会社員ウィリアム・ヤウさん(30)と参加した都内の会社員斉藤伊超(いちょう)さん(28)は「函館は教会や神社などが混在し、ミステリアスな雰囲気でおもしろい。結婚式よりも前撮りの写真にお金をかけるので、ロケーションとして函館の可能性は大きい」と笑顔だった。
撮影した丸山さんは「香港人は乗りが良く、撮影時にコミュニケーションが取りやすい。函館は撮影に適したロケ場所も多く、函館観光の新たな切り口として発信できるはず」と話していた。23日は元町・赤レンガ倉庫群や香雪園、大沼公園などで撮影し、24日には今回のツアーを総括するワークショップを開く。
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