三国バレエ研究所60年の舞 華やかに
update 2011/10/17 10:26
三国バレエ研究所(三国利栄子主宰)の60周年記念公演(函館新聞社など後援)が16日、函館市民会館(湯川町1)で開かれた。小学生から高校生までの生徒28人やゲストが盛大かつ華やかに演じ、節目に花を添えた。
同研究所は1951年に設立。道南最古のバレエ教室として古典のみならず創作作品も数多く発表してきた。現在は約50人の生徒と2人の指導者らで活動している。
今公演では李波さん(Leeバレエスタジオ主宰)らをゲストに迎え、古典の名作「ジゼル(第2幕)」のほか、少女たちがかつて水飢饉(ききん)に襲われた函館の亀田盆地を神に祈り救った水物語「ワッカベツ」を25年ぶりに再演。生徒たちは色とりどりの衣装をまといながら伸びやかに踊り、会場から割れんばかりの拍手が巻き起こっていた。
三国主宰は「皆さんへの感謝の思いを伝えたく、衣装のデザインをプロに依頼するなど、できる限りのことをしてこのステージに臨んだ。これからも次の世代へバレエの素晴らしさを伝えられるようにできることをやっていきたい」と話していた。
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