力作の絵画 五稜郭駅開業100年祝う
update 2011/10/16 11:45
JR五稜郭駅(高梨潤駅長)の開業100周年記念感謝イベントが15日、函館市亀田本町の同駅で行われた。ホームでは函館港中学校美術部員が制作した絵画を除幕。駅構内や特設ブースなどは大勢の市民でにぎわい、一世紀の節目を祝った。
同駅は1911(明治44)年9月1日に開業。記念イベントは開業日直後の週末である9月4日に実施する予定だったが、天候により延期となっていた。
イベントでは車両の展示・見学やミニSL(弁慶号)乗車体験のほか、同駅に併設する会議室を活用して作った「鉄道博物館」を公開。かつて使っていた「行き先表示板」などの鉄道グッズの展示のほか、コントローラーで操縦できる鉄道模型が子どもたちに大人気だった。
また、絵画の除幕式には制作した港中学校美術部員も参加。部員たちは夏休みも返上で制作に取り組み、184×93センチのベニヤ板を7枚並べた迫力ある大作に仕上げた。高梨駅長は「100年の時を力強くけん引する汽車を力強く描いてくれた」と生徒らをたたえ、同部の内山美波部長(3年)は「過去から現在、未来へと、力強くつながるイメージでデザインした。夜景などの函館の象徴も入っており、私たちの絵を見て幸せを感じてもらえたらうれしい」とあいさつした。
また、花壇整備を行った「花の駅長さん」への感謝状贈呈式も行われた。
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