市縄文文化交流センター、道の駅「縄文ロマン南かやべ」 関連商品売れ行き好調

update 2011/10/14 11:01


 函館市臼尻町に1日オープンした市縄文文化交流センターと、隣接する道の駅「縄文ロマン南かやべ」で販売されている、縄文関連商品の売れ行きが好調だ。数量限定発売の商品はほぼ毎日完売になるほど。道の駅の物販営業を受け持つホテル函館ひろめ荘の西村晴美総支配人は「今まで細々と売れていた関連商品が、オープンしてから急に売れるようになった」と手応えを感じている。

 道の駅で販売されている関連商品の一番人気は「縄文ソフト栗夢(クリーム)」(300円)。縄文時代から存在していたとされる栗をモチーフに、刻んだ栗をクリームにトッピングした。縄文縄をイメージした独特の形をしており、土日は1日約600個も売り上げるなど、まろやかな味わいが幅広い世代に受けている。

 札幌市から観光で訪れた20代女性は「味がくどくなくて何個でも食べられそう。すごくおいしい」と満足げ。

 施設の目玉である国宝「中空土偶」の商品も大人気。国宝指定を記念し、2年前から発売されている「中空土偶まんじゅう」(6個入り、630円)、「土偶ッキー」(12個入り、630円)、すべて地元の食材を使用する「中空土偶弁当」(800円)は、いずれも1日40個ほどの数量限定発売で、ほぼ毎日売り切れが続いている。

 また、同センターで販売する文房具などをそろえたミュージアムグッズの人気も高い。中でも中空土偶がデザインされているクリアファイル(200円)は開館からわずか2日で完売。ポストカード(150円)も品切れ間近で、追加発注する予定という。

 西村総支配人は「縄文センターの注目度は予想以上で、人の流れが変わってきている。センター以外の所にも立ち寄ってもらえるよう、地域全体で新たな集客策を考えていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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