ロッテリア跡地に居酒屋出店へ
update 2011/10/13 09:56
函館市若松町のロッテリア跡地に、居酒屋いか太郎系列の新店舗「はこ民食堂」が出店することが決まった。勇旬(本社・函館市、福士明夫社長)の3店舗目で、既存店よりも低価格帯とすることで、より幅広い客層の獲得を目指す。11月1日にオープン、グループの年間売上高はこれまでより3割以上増の2億5000万円を目指し、今後も年間1店のペースでさまざまな業態の店舗を増設する計画という。
同社は1994年に本町地区で居酒屋・勇旬として創業し、05年に店舗名をいか太郎とし現本店を若松町に出店した。2010年5月には、2店舗目となる「はこ民いか太郎 五稜郭店」を本町に出店。新鮮な魚介類を使用したメニューで、市民や観光客に親しまれている。
今回の出店は本店の隣接地。ロッテリアで使用していた建物を改装中で、1、2階合わせて約100平方メートルを店舗スペースとして使用する。既存店と大きく異なるのはメニューの価格帯。創作料理を増やすなど内容を充実させたうえで、現店舗で提供するよりも2割程度は安くするという。利益は少ないが、総売り上げを増やすことで利益を確保する。
従業員は現在24人だが、新店舗の開店に当たりさらに6人程度増やす計画。同社統括マネージャーで本店店長の佐々木まことさんは、「余裕を持った従業員配置で混み合ってもきちんとサービスできる状態を保ちたい。誰でも、何でも気軽に食べられる居酒屋を目指す」とする。
今回の出店について函館市経済部、中心市街地等再生担当の入江洋之参事は「角地ということで目立つ場所。空き店舗が解消されることは市街地活性化にとってうれしい」と話した。
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