日吉が丘小金管バンドが全国切符
update 2011/10/12 10:13
函館日吉が丘小学校(三島千春校長)の金管バンドがこのほど、「第17回日本管楽合奏コンテスト」(日本音楽教育文化振興会)のテープ審査予選を通過し、全国大会へのキップを手に入れた。11月6日に東京・文京シビックホールで行われる本番に向け、団員一同練習に熱がこもっている。
同校の金管バンドは3〜6年生50人で構成。古川典之教諭指導のもと、小学生とは思えない迫力あるサウンドを響かせる。
昨年度、北海道吹奏楽コンクール(道大会)に初出場し金賞受賞。東日本大会進出という好成績を残した。本年度も道大会に出場して金賞を受賞したが、惜しくも道代表の座を逃した。しかし「もう一度大きな舞台に立ちたい」と、日本管楽合奏コンテストに初挑戦。コンクールのために練習を続けてきた「ヨーロピアン オーバーチュア」(B・モレン作曲)の録音を送りエントリーしたところ、多数の応募の中から全国大会出場の31校に選ばれた。子どもたちは「『感動の音楽を』が全員の目標」と笑顔。道大会の悔しさをバネに、団員一丸となって納得いく音楽を作り上げようと結束を強める。
6年生の名平翔部長(12)は「道大会では体中が震えるほど緊張した。今度は緊張せず、変な安心感も持たず、感動を与えられる音楽をつくれれるよう頑張りたい」と意欲。古川教諭は「赴任して3年。今年の6年生は彼らが4年生の時から見ているが、熱心さに成長を楽しみにしていた。期待通りに育ってくれたと思う。自信を持って演奏してもらいたい」と目を細めている。
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