マタニティーウエア貸し出し、はばたきの会が試験的に実施へ

update 2011/10/8 12:12


 道南の女性支援団体「はばたきの会」(荒木明美代表)は独自ブランドを立ち上げ、妊婦や子育て中の主婦を支援する事業に着手する。11月からマタニティーウエアの貸し出しなどを行うショップを2〜3週間試験的に開店し、利用状況や改善点を検証したうえで本格的に実施する考え。

 同会は、マーケティング企業の勤務経験のある荒木代表が発起人となり昨年11月に設立。会員は現在約20人で、「仕事を創(つく)る」「スキルを身につける」「役立つ情報を入手する」の3つの柱を掲げ活動する。

 今回の試験ショップは「仕事を創る」の一環として、出産時期にしか着ることのないマタニティーウエアに着目し、有効活用するビジネスを起業。家庭で眠っている妊婦用の衣服などを持ち主から無償で提供してもらい、それらを新たに妊婦に有料で貸し出す。

 普段着だけでなく、冠婚葬祭の礼服やビジネススーツ、作業着など幅広く受け付け、ウエアには持ち主のメッセージ、持ち主の顔写真も添えて展示、貸し出しをする考え。このほか、幼児用のおもちゃも受け付け、妊婦、子育て中の女性が気軽に集えるサロンコーナーも設ける。開店場所は現在調整中。

 起業に合わせてオリジナルブランド「GUU(グー)」を考案。「赤ちゃんは一握りの幸せを自ら握って生まれてくる」という言い伝えを表し、赤ちゃんの握った手をモチーフにしたデザインにした。

 これからNPO法人化を目指し、「GUU」ブランドのオリジナル商品の開発や販売も手掛ける方針。

 荒木代表は「GUUが女性を応援するブランドとして身近になるよう広めていきたい」と話す。

 同会では、マタニティーウエアの提供者を呼び掛けていて、16日と19日に函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)に受け付けコーナーを設ける。両日とも午前11時から午後3時まで。両日とも都合の悪い人、問い合わせは荒木代表TEL090・9307・4343。

提供 - 函館新聞社


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