道新幹線工事、市民ら見学
update 2011/10/5 11:04
道新幹線の工事現場を見学し鉄道アクセスを体験する「JRで行く北海道新幹線工事現場見学会」が4日に開催された。JR函館駅から新函館駅(仮称)となる渡島大野駅間を列車で移動し、七飯の総合車両基地など現場3カ所を見学。新幹線工事の現場を体感した。
道新幹線新函館開業対策推進機構が主催し、関係者を含めて市民ら約40人が参加した。函館駅からは貸し切りの臨時列車で出発。通常、渡島大野駅までは各駅停車だが、直通で25分ほどで到着した。
現場は七飯町に建設中の函館総合車両基地、飯田高架橋、大野新道上を横切る大野新道橋りょうの3カ所を見学。鉄道・運輸機構北斗鉄道建設所の山崎貫之所長は、工事について「非常に順調に進んでいる」と説明。「駅舎の設計は詰めている段階で来春には発注され、秋には駅の姿が見える」とした。各現場では建設途中の高架橋に上るなどし、参加者は新幹線が通る部分をその目で確かめていた。
函館市北浜町の主婦、佐藤トシ子さん(63)は「新幹線工事の様子が気になったので参加したが、普段見ることのできない現場だったので感心した」と話し、函館駅までの輸送手段については「バスの方が色々なところで乗降できるので使い勝手が良いのではないか」としていた。
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