弥生小児童、空中飛行を体感

update 2011/10/3 11:12


 日本航空協会(東京)で実施している航空スポーツ教室「スカイ・キッズ・プログラム」が2日、函館市千代台町の函館凌雲中学校グラウンドで開かれた。函館弥生小学校PTAなどでつくる実行委員会(高橋俊委員長)が応募して開催が実現したもので、同小の児童約60人が熱気球の搭乗体験やパラグライダーの浮上体験などを楽しんだ。

 同教室は子どもたちに航空スポーツを安全に楽しむ機会を提供しようと2003年から始めた事業で、道内では初めての開講。熱気球搭乗体験、パラグライダー浮上体験、模型飛行機作りの3プログラムが行われた。

 最初に熱気球搭乗体験が行われ、4人ずつが順番にバスケットに乗り込み、約20メートルの高さまで浮上。だが、風と降雨に見舞われ、20人ほどの人数を残して終了した。

 その後、2グループに分かれパラグライダー浮上と模型飛行機作りを体験し、パラグライダー体験では、函館ハングパラグライディングクラブのメンバーが指導した。ハーネスに座った児童は、メンバーや他の児童にロープで引っ張られながら助走。翼が広がると3bほどの高さまで舞い上がり、数秒間の空中飛行を体感した。

 5年生の浅利竜冶君(10)は「全然怖くなかった。飛んだ時、気持ち良くてわくわくした」と笑顔。同クラブの木村政樹代表(54)は「この機会にスカイスポーツに少しでも関心を持ってもらいたい。この中からフライヤー仲間が出てくるといいですね」、実行委の高橋委員長は「楽しんでもらえて何より」と話していた。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです