被災地復興応援で「食品元気まつり」限定復活
update 2011/10/3 11:12
函館市水産物地方卸売市場で2日、東日本大震災復興応援イベント「食品元気まつり」が開かれた。道南の農水産物や加工食品が格安で並び、大勢の来場者でにぎわった。
函館地域食品商業活性化協議会(宮川照平会長)と函館市の共催。同まつりは1998年から始まり、昨年でいったん終了したが、「まつりのにぎわいで復興の後押しを」と今年限りの復活開催で、益金の一部を義援金に送ることとした。
開会式で宮川会長は「復興への思いに賛同してくれた多くの関係者と大勢の来場者に感謝したい」、工藤寿樹市長も「東北とともに函館も元気にしていかなければならない」とあいさつした。
鮮魚や青果、米、豆腐、肉、麺、パン、菓子、花を対面販売。「いらっしゃい。どれもおいしくて安いよ」と威勢のいい掛け声が響き、完売が相次いだ。毛ガニ汁、南京そば、揚げパンの実演、新米のすくい取りやマグロの解体ショーもあり、子どもたちも興味津々の様子だった。
市内東川町の渋谷稚子(わかこ)さん(30)は「安くていいものが並んでいて、子どもが楽しめる内容も素晴らしい」と話し、長男の涼太ちゃん(4)は「カニ汁がおいしかった」。同本通の黒田弘身さん(66)は「買った荷物を一度、車に置いてからまた来て、ラーメンやカニ汁をゆっくり味わっている」と満足の様子だった。
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