アクセス道路が開通…縄文文化交流センターきょう開館
update 2011/10/1 13:08
函館市南茅部地区の国道278号尾札部道路(尾札部〜大船間14.8キロ)のうち、安浦〜臼尻間2.3キロが30日正午に開通した。1日オープンする同市縄文文化交流センターと、併設する道の駅「縄文ロマン南かやべ」(臼尻町)へのアクセス道路として、本年度開通予定の安浦〜豊崎間5.9キロのうち、臼尻までが先行して供用開始となった。
開通に先立ち、同市南茅部支所で、尾札部道路建設促進地域協議会(加藤詔三会長)主催の開通式典を開き、約30人が出席。加藤会長が「この道路は地域の産業、生活、安全面に大きく貢献する。沿線には縄文遺跡が多くあり、これらを活用した地域振興を図っていかなければ」とあいさつ。来賓の片岡格副市長、函館開発建設部の高橋敏彦部長が祝辞を述べた。函館開建八雲道路事務所の山本孝彦所長が開通区間の事業報告をした。
その後、安浦町の起点に移り、路上で加藤会長ら6人がテープカット、通り初めを行い、開通を祝った。
函館開建によると、開通区間は片側1車線で、車道の幅は片側3.25メートル、路肩1.5メートル、歩道3メートル。開通区間を使い、鹿部町方面への通り抜けはできない。
海沿いの現国道は幅が狭く、カーブも多い。これを受けて尾札部道路の整備には、物流や防災、交通安全などの面で地域の要望が強い。安浦〜臼尻間は同センターの開館に伴い交通量の増加が見込まれるため、市などが供用の前倒しに向けて協議していた。
尾札部道路は、尾札部〜安浦間6キロが2002年度までに開通済み。残る豊崎〜大船間2.9キロは16年度以降の開通を予定している。
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