新米うまい!…本格販売前にJA試食会

update 2011/9/29 10:35


 【北斗】道南で収穫された「ふっくりんこ」など新米の試食会(JA新はこだて主催)が28日、北斗市村内の函館育ちライスターミナルで開かれた。同JAの畠山良一組合長や、渡島総合振興局の冨高健伯産業振興部長ら約30人が炊きたての新米を食べ比べ、「このおいしさなら、自信を持って販売できる」と太鼓判を押した。

 新米の本格販売を前に、今年産の出来を確かめようと開催。初めに、畠山組合長が「今年産は昨年より量があり、(低いほどおいしいとされる)タンパク値もいい数値が出ており、安心して供給できるコメができた。ゆめぴりかに負けない道南米として売っていきたい」とあいさつ。続いて、渡島農業改良普及センターの名取雅之主任普及指導員が、管内水稲の生育状況を説明。「食味は精米タンパク値6%台が多く、5%台も見られることから、例年よりおいしいのでは」と述べた。ホクレン函館支所パールライス販売課の後藤政博係長が、新米の販売戦略を報告した。

 参加者は、同JA管内産「ふっくりんこ」「ななつぼし」と、上川ライスターミナル(上川管内鷹栖町)から出荷された「ゆめぴりか」を食べ比べした。銘柄を伝えず、味わった結果、道南産は見た目や柔らかさ、香り、粘りに高い評価が集まっていた。ホクレン函館支所米穀課の相川誠課長は「粘りがあっておいしい。見た目もきれいで、期待ができる」と話していた。

 道南の「ふっくりんこ」生産者でつくる「函館育ちふっくりんこ蔵部(くらぶ)」(木本勉部会長)の新米は、10月4日から店頭で一斉発売される。

提供 - 函館新聞社


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