縄文文化交流センターオープンへ 南茅部 高まる歓迎ムード
update 2011/9/29 10:34
道内唯一の国宝「中空土偶」を常設展示する「函館市縄文文化交流センター」(臼尻町)の10月1日オープンに向け、函館市南茅部町内会連絡協議会(熊谷儀一会長)は28日、周辺の沿道にのぼり旗を設置した。また、臼尻町の喫茶店「珈夢(かむ)」(同町149)は周辺地区の外食店などを載せたグルメマップを作成。開館を間近に控え、南茅部地区の歓迎ムードが高まっている。
のぼり旗は同会の8町内会が費用を出し合い、7月に完成させた。旗には中空土偶が愛らしくデザインされており、赤やだいだい色など土器に塗る漆の色を取り入れてカラフルに仕上げた。
設置作業は28日に同会の約20人が参加して行った。80本を南茅部公民館からセンターまでを結ぶバイパスなどに取り付けた。開館日から2週間ほど設置し、その後はイベントなどに使う予定という。
同会の熊谷会長は「行政だけではなく、地域単位でも協力したいと思って作った。多くの方に町が盛り上がっていることを感じてほしいし、ドライブで通った方もこの旗を見て立ち寄ってくれたらうれしい」と話す。
喫茶店珈夢が作成したグルメマップは、店主の小林元昭さん、博子さんの夫妻が3カ月かけて完成させた。同センター周辺の川汲町から豊崎町間にある外食店、土産店など10店舗を紹介している。
店の外観は親しみやすさを込めて博子さんがイラストした。各店のお勧めメニュー、営業時間、定休日を載せているほか、センターから各店までの距離、車で移動した場合の所要時間を細かく案内している。
マップはセンターに3000枚ほど置く予定。元昭さんは「各店の協力を得て作成した。南茅部地区は漁業が盛んで水産品が豊富。センターを訪れたついでに地元のいろいろな店にも足を運んでほしい」と呼び掛ける。
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