本年度都市景観賞、洋風住宅群「ベイヒルズ函館」選出
update 2011/9/28 10:15
優れた景観づくりに貢献した建物や団体などを表彰する本年度の函館市都市景観賞に、市内船見町2のマンションや個人住宅群「ベイヒルズ函館」と、市民団体「函館花いっぱい道づくりの会」が選ばれた。10月3日に市役所で表彰式が行われる。
同賞は5年以内に新築、改築した建物や、3年以上景観づくりに取り組む個人・団体を対象に選定し、今年で17回目。本年度は136件の応募があり、規定に則した建物76件、活動2件を対象に審査した。
また、今回からは過去に応募があり、時の経過とともに周囲の景観にマッチした建物なども新たに審査対象に加えたほか、景観賞の選定理由を明確にするため「まちづくりコンセプト賞」などと補足の名称も付けた。
「ベイヒルズ函館」は過去に2度応募があった候補で、旧函館区公会堂に隣接し、函館山の地形を生かした斜面に配置したマンションと、洋風デザインによる一体感のある5棟の個人住宅で構成。一体的な街並みを形成したことが評価され、「まちづくりコンセプト賞」を受けた。
「函館花いっぱい―」(折谷久美子代表)は2004年から、函館新道の沿道に花を植栽する活動を続けていて、「多くの地域住民の参加による年間を通じた活動で美しい沿道景観を創出している」と認められた。折谷代表は「地域を思い、地域を愛する皆さんの協力があったからこそ活動が続けられた。受賞を励みに、これからも函館の陸の玄関口をお花でもてなしていきたい」と喜んでいた。
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