肝炎、大腸がん検診 早期受診を 市内対象者にクーポン券など
update 2011/9/24 12:29
市立函館保健所はこのほど、市内に住む約1万9500人を対象に、肝炎ウイルス検診受診票と大腸がん検診の無料クーポン券を送付した。同保健所は「いずれも自覚症状が表れにくく発見は遅れがちになるが、早期発見、早期治療することで悪化を防げる。一人でも多くの人に受診してほしい」と呼び掛けている。
配布対象は、いずれも40歳から60歳までの5歳刻みの市民(4月1日時点)。
肝炎ウイルスは、血液などを介して人から人へ感染し、肝硬変や肝がんに進行することもある。今回は国の「肝炎対策強化推進事業」に基づき、本年度から初めて未受診者を対象に受診票を送付した。また送付対象にならなかった場合でも、小学3年以上の未受診者であれば、自ら予約すると無料で検査できる。
大腸がんは高齢になるほどかかりやすいが、早期発見するとほぼ100%完治する。昨年までは有料で検診を行っていたが、本年度は国の補助を受け、「働く世代への大腸がん検診推進事業」として無料クーポン券を送付した。また送付対象から外れても、40歳以上であれば随時有料検診を受けることができる。
有効期限は肝炎ウイルス、大腸がんともに来年2月29日まで。同保健所は「肝炎ウイルスは一生に一度検診を受けると安心できる。大腸がんは今回の検診をきっかけに年に1回は受けるようにしてほしい」としている。問い合わせは同保健所健康増進課TEL0138・32・1515。
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