元町の4教会巡ろう、来月1日にイベント
update 2011/9/23 12:15
函館市元町に並ぶキリスト教4教会が10月1日、合同企画として「元町・教会めぐり〜そのルーツと音楽に触れる」を実施する。同イベントを開催するにあたり、各教会の聖職者らが22日、函館ハリストス正教会で会見を行い、それぞれの思いや意気込みなどを語った。
カトリック元町教会(ジュール・ロー神父)、日本基督教団函館教会(松本紳一郎牧師)、日本聖公会函館聖ヨハネ教会(藤井八郎司祭)、函館ハリストス正教会(ニコライ・ドミートリエフ司祭)の合同企画。
百数十年前の多彩な伝統を持つそれぞれの教会の由来や音楽に触れる機会を作ろうと初めて企画。実行委は「教会が同じ地区に隣接する風景は、函館ならではの特色。聖職者の意見が一致し、互いの信頼関係やバランスの築きなどが、今回の企画につながった」と話す。
当日は、各教会をめぐり、祈りや讃美歌など、それぞれの教会の伝統に触れながら、東日本大震災の被災者のための祈りと平和を願い、教派を超え、交流を深め合う。聖歌隊による歌声やオルガンの音色などに耳を傾け、各教会の形式に添い、祈りを捧げる。
ニコライ司祭は「教会が連携し、イベントを企画することは、日本でも珍しいと思う。自分の耳と心で各教会の歴史に触れてもらえれば」、松本牧師は「教会に堅いイメージを持つ人もいるかもしれないが、気軽に来て楽しんでもらいたい」と話していた。
イベントは、10月1日午後1時半から日本基督教団函館教会で始まる。カトリック元町教会(後2時半)、日本聖公会函館聖ヨハネ教会(後3時15分)、函館ハリストス正教会(後4時)。問い合わせはTEL0138・23・5584(函館聖ヨハネ教会)
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