ガゴメ料理 食卓でいかが…「レシピ冊子」発行
update 2011/9/20 12:28
函館地域産業振興財団(松本栄一理事長)は、函館特産のガゴメコンブの料理方法を紹介する冊子「がごめレシピ」を発行した。ガゴメの特徴や調理の基本をはじめ、プロの料理人や大学教授が監修したメニュー24品が掲載され、ガゴメの消費拡大に一役買いそうだ。
家庭で実用的にガゴメを使ってもらおうと、2008年に発行した第1弾を改訂し、料理の数や品目を拡充。ガゴメは葉に広がる凹凸が「かごの目」に似ていることから付けられたとされる名前の由来や、独特のとろみを生かすには60度以下で調理すると良いことも紹介している。
料理は函館食品衛生協会の秋保栄指導員と、函館国際ホテルの木村史能総料理長が監修。水で柔らかく戻したガゴメを2時間半ほど煮込み、ミキサーでペースト状にしてからハンバーグやパスタに使う調理法のほか、刻んだガゴメをインスタントラーメンにのせた「とろみラーメン」、くずもちやクッキーなどデザートへの活用方法もある。
紙面には同財団の専門員、三浦由貴子さん(25)が考案した耳と尻尾がガゴメの形状の犬のキャラクター「とろわん」も登場。調理の際の火加減などのワン<|イントや、料理の豆知識などを伝えている。三浦さんは「ガゴメとめんの相性は抜群。地元の方に日々の食卓に取り入れてもらい、活用の幅を広げてほしい」とPRする。
冊子はB6判20ページでオールカラー。8月に2000部作製し、今月さらに4000部増刷した。冊子は渡島総合振興局(美原4)や専門店「がごめ昆布ねばねば本舗」(若松町)で無料配布している。問い合わせは同財団TEL0138・34・2600。
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