全日本パイプスモーキング選手権、愛好家130人参加
update 2011/9/19 11:49
3グラムのパイプたばこをどれだけ長い時間吸い続けられるかを競う「第38回全日本パイプスモーキング選手権大会」(日本パイプクラブ連盟主催)が18日、函館市末広町の金森ホールで開かれた。札幌から沖縄まで、20〜80代の愛好家約130人が参加。精神を集中させて煙をくゆらせていた。
同連盟は、全国のパイプ喫煙愛好家団体の連合組織として1974年に結成された。同大会は本道では初開催で、主催クラブが存在しない都市でも初という。競技は国際パイプクラブ委員会の競技規則に従い、支給されたパイプに3cの葉を5分以内に詰め、マッチ2本で1分以内に点火した後、消さずに吸う時間を競う。審査は函館市民が手伝った。
火が消えた人は退場していく。外に出た人は「葉の湿り気が多く、固めない方がよかった」などと話していた。石川の女性は「普段は吸わないが、この大会は仲間と交流できる大切な機会なので参加している。函館に来れることを楽しみにしていた」。東京の男性は「良識ある愛煙家はタバコを吸わない人との共存を考えている。伝統ある大会を守りたい」と話していた。
優勝は個人で、パイプ作家として知られる佐藤純雄さん(東京)が1時間38分4秒で輝いた。3人チームの団体は佐藤さんが所属するジョンシルバーパイプクラブC、レディースは、すみだ川パイプクラブ(同)の小滝広子さんが1時間20分36秒で獲得した。
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