乳がん健診 定期的に 山田邦子さんが講演
update 2011/9/18 12:10
道南乳腺疾患研究会(代表世話人・木村純市立函館病院長)が主催する「第3回道南乳がんフォーラム」が17日、函館国際ホテル(大手町5)で開かれた。乳がん経験者でタレントの山田邦子さんが講師を務め、自身の体験や検診の大切さについて話した。
山田さんは、1981年にドラマでデビュー後、数々のバラエティーに出演。2007年に乳がんが発覚し、手術後は、タレント活動の傍ら、体験本の出版や、がんに関わる活動などを全国で行っている。
この日は、市民ら470人が参加。乳がん発見後から約1カ月半をかけ、MRIやCTなどの検査を行ったことや手術前日の心境、様子など、自身の経験について語った。
手術前夜は「もしも」を考え、もしかしたら「最後の食事」「最後のリンス」と心細く感じたという。しかし、手術で切る場所のマーキングをマジックで書かれ、「原始的な方法にびっくりした」など、ユーモアを交えた軽快な講話に、始終笑いが起きていた。
最後は、「大きな声を出すと、免疫力が上がる」と伝え、会場一体で大合唱を行った。「がんは早期発見が大切。主治医との信頼関係を築くことと、定期的な検診を続けてほしい」と話し、「大丈夫だよ。がんばろう」と勇気と元気の言葉を贈った。
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