「秋」たわわ 七飯でリンゴの収穫始まる

update 2011/9/16 11:11


 【七飯】七飯町本町の成田悌一さん(60)=同町果樹組合長=の園地で15日、リンゴの収穫が始まった。成田さんは、たわわに実った果実を丁寧に摘み取り、木箱に移していた。成田さんは「太陽光を十分に浴び、朝晩ぐっと冷え込むにつれ、おいしいリンゴに仕上がってくる」と期待を込めている。

 JA新はこだて七飯基幹支店によると、町内では約40軒が約67fでリンゴを作る。リンゴの収穫は同町の秋の風物詩となっている。

 成田さんのリンゴ園は204eで計13品種。トップを切り収穫したのは「黄王(きおう)」で、収穫開始は平年より5日程度遅いという。「甘さ、大きさは平年並み、色のりはまずまず」と成田さん。

 今後、美希ライフ、つがる、早生ふじ、ひめかみ、むつ、ジョナゴールド、王林などと収穫が続き、最後のふじは11月中旬で終わる。

 同組合(34軒)は「イエス!クリーン」登録や「エコファーマー」の認定を受けており、環境に優しいリンゴ作りを実践。組合による共選作業も今月下旬から始まる。 成田さんは「美容と健康にいい七飯産リンゴを、多くの人に食べてほしい」とアピールしている。

提供 - 函館新聞社


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