古武井 養殖コンブ初出荷

update 2011/9/16 11:11


 函館市恵山地区のJFえさん山背泊(やませどまり)支所は15日、古武井産・養殖コンブを初出荷した。昨年より約10トン増の58トンが入札される予定で、「品質、量ともに上々。高く売れてほしい」と漁師の表情は明るい。

 出荷作業は品質検査を兼ね、漁業者の軒先で行われる。高級段ボールに20キロで箱詰めされたコンブを、漁協職員らが等級検査してトラックに積んだ。

 古武井は恵山の養殖コンブ漁発祥の地で、黒々とした肉厚の高級なものが毎年水揚げされている。養殖は11月に種付け、雪解け後には間引き、夏場の水揚げと年間を通じて作業が続く。

 地域でコンブ漁の名手として知られる古武井町の成田八太郎さん(62)は「今年は実入りがいい」と評価。毎年300箱を越える出荷量を誇る中村満幸さん(53)は「検査に合格すれば安心する。1年間の大仕事を無事に終えることができてよかった」と笑顔だった。

 同支所によると、昨年の養殖コンブの値段は、初出荷時で1等1キロ当たり1964円。

提供 - 函館新聞社


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