おさかな青空市場、ブリやマイカ…すぐ完売

update 2011/9/11 11:13


 函館(臼尻)地域マリンビジョン推進協議会(砂田義稔会長)主催の鮮魚即売会「おさかな青空市場」が10日、函館市臼尻町の臼尻漁港で開かれた。新鮮なブリやマイカなどを浜値で提供、10分足らずで完売する人気で、漁業関係者が水産物PRと消費拡大に努めた。

 同協議会は南かやべ漁協と臼尻町内会、函館市農林水産部で構成。魚はこの日早朝に南茅部沖合の定置網に入ったもので、カンパチやソイ、ヒラメ、サバ、ガヤ、タナゴ、アブラコなどがずらり。5キロのマダラは1匹300円で、じゃんけんで購入者を決めた。

 マンボウの肝和えの試食もあり、「南茅部ならではの味だ」と漁師が調理法を伝授した。「今日はサケを用意できなかったけど、これから最盛期になれば出てくる」と同漁協。

 市内元町の会社員、宿村智さん(43)は「鮮度抜群で値段も安い。たくさん買ったので知人に届けたい」、長男の慎吾君(10)は「サバの塩焼きを食べるのが楽しみ」と笑顔だった。

 この即売会は、10月1日、11月13日も午前9時から開催(売り切れ次第終了)。また、函館空港で9月17日午前10時から行われる函館エアポートフェスタでも、南かやべと戸井、函館市の各漁協が即売会を開く。

提供 - 函館新聞社


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