迫力のステージ函館熱く 野外フェス「黒船」
update 2011/9/5 12:07
音楽とファッションを組み合わせた野外フェス「HAKODATE黒船2011」(函館黒船地域活性化協議会主催)が4日、函館市大町の緑の島で開催され、主催者発表で3200人が来場。好天の中、プロと市内・近郊のオーディション合格者が共演し、大歓声を浴びた。関係者は成功を喜び、合言葉の「やればできる!願いはかなう」を胸に再会を誓った。
イベントで地域の活性化を図ろうと春先から念入りな準備を進め、万全の警備体制を敷き、心配された台風12号もはねのけた。
緑の島に巨大舞台が組まれ、観客は目の前でステージを満喫。デビューを夢見る地元のボーカリスト陣には温かな拍手が送られ、レッスンを重ねてきたモデルオーディション合格者のウオーキングにも歓声がわいた。 モデルの小森純さんや道端アンジェリカさん、ユージさん、人気歌手の青山テルマさんやミルキーバニー、キマグレンらが登場すると会場の熱気も最高潮に。また、東日本大震災で被災し、函館に移住した来場者に対し「助け合い、一緒に頑張っていこう」と司会を務めた同協議会の小林一輝会長らが呼びかけた。
両親と来場した生島麻夕さん(10)、孝晟(こうせい)君(6)きょうだいは「ステージが近いので迫力があった。テレビで見る人ばかりで感動した」。市内桔梗町の黒萩キヨさん(86)は昨年に続き来場し「今年も良かった。両手を挙げて踊りたい気分になった」と満足の様子。
モデルオーディションに合格し、憧れのプロと同じステージに立った市内木直町の佐々木美来(みく)さん(24)は実家のコンブ漁の合間を縫って練習し「緊張したけど、最高に楽しい時間だった」と笑顔。地元仲間が声援に駆けつけ「アンジェリカと同じくらいにウオーキングが上手だった」と話していた。
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