高校生の「自分から」手紙
update 2011/9/5 12:04
函館大谷高校(丸山政秀校長、生徒250人)は4日の学校祭に合わせて、10年前の全校生徒が自分への手紙を入れたタイムカプセルを開封した。在校生や教師らが見守るなかで開けられ、中から当時の生徒479人分の手紙を取り出した。
タイムカプセルは2001年9月7日に、当時の在校生全員が参加して作った。「10年後の自分へ」のテーマで、未来の自分にあてた手紙を書いた。封印後は生徒玄関に置かれ、決められた月日がたつのを待っていた。
この日は生徒玄関前の特設ステージで開封。在校生の代表が厳重に閉められたふたを開け、中からビニール袋に入れた手紙を取り出すと、会場に居合わせた人たちの注目が集まった。手紙には自分の住所と名前を書き、切手を張っており、ポストに投函するばかりの状態。
当時担任を持っていた三島宏貴教諭(46)は入っていた名簿を見て、「進学コースのクラスだったのでほとんどの生徒が進学しました」と当時の様子を思い出し、「夢などが書かれているので返送されてきてもどうにかして全員に届けます」と話していた。
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