エコフェスタ、環境問題楽しく学ぶ

update 2011/9/4 10:29


 環境問題を身近に考えるイベント「はこだて・エコフェスタ2011」(環境フェスティバル実行委主催)が3日、函館港緑の島で開かれた。環境保全に取り組む団体や企業が、エコやリサイクルを意識した体験ブースを出展。ステージイベントなども行われ、約7000人の市民らが足を運び、にぎわった。

 地球温暖化の影響やその対策、個人でできる環境問題への取り組みについて関心を持ってもらおうと、1989年に「環境フェスティバル」としてスタート。2001年から名称を「はこだてエコフェスタ」に変え、毎年開催している。

 会場には、環境に優しい製品や商品を見学できるコーナーやフリーマーケットなど31ブースを設置。衣類や日用品などが安値で売られたフリーマーケットには家族連れが足を止め、目当ての商品を買い求めていた。

 「ちょこっと『エコっと』〜未来の地球のために〜」というテーマに合わせた、リフォーム製品の無料抽選会や東日本大震災を支援するチャリティーバザーも行われ、“使えるものは大切に使おう”と来場者にアピールしていた。

 おがくずを使った鉛筆づくりや瓶入り飲料を購入・返却すると水ヨーヨー釣りが楽しめる体験ブース、キャラクターショーやエアロビックダンスショーは、子どもたちの人気を集めていた。

 札幌市から遊びに来ていた菊地拓馬君(6)は「仮面ライダーに会えて楽しかった」と笑顔。函館市の主婦(53)は「最近はエコバッグを持って買い物に行っているので、これからも手軽なエコとして続けていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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