合宿誘致へ環境整備推進 高谷市長が定例会見

update 2011/9/3 10:06


 【北斗】北斗市の高谷寿峰市長は2日、市役所で記者会見を開いた。本年度から本格的に取り組むスポーツ合宿誘致の成果として、4〜8月に9団体計208人、延べ宿泊人数1035人となったことを示し、「クロスカントリーコースがあれば申し分ないとの意見をいただいた。今後、コースの整備を検討していきたい。意見を取り入れて、受け入れ環境を整えたい」と述べた。

 市は、総合運動公園の陸上競技場を全天候型のトラックに改修し、同公園を起点にハーフマラソンコースや、上磯ダム、きじひき高原までのランニングコースを設定。滞在型のスポーツ合宿誘致に本年度から本格的に取り組んだ。

 4月以降、実業団陸上4団体、大学、高校の陸上部2団体など、計9団体が滞在。今後、同公園内の体育館や隣接する屋内プールなど、陸上のみならず、さまざまな競技の誘致にも力を注ぐとした。

 また、北海道新幹線新函館駅(仮称)前の企業誘致について、「進出に興味を示す企業が増え始めているが、経済情勢などを含め、情報収集という段階」とし、レンタカー業者からの前向きな打診があり、用地面積などの協議を進めているとした。今後は「企業の意向動向の判断が必要。企業の希望によっては販売面積を柔軟するといった対応が必要。進出してもらうために優遇措置を含めた企業誘致条例を制定するなど、企業からの要望、意見を考慮していきたい」と述べた。

 さらに、野田新内閣の発足について「民主党政権は経験不足や思慮深さに欠ける面があったが、この先の2年は腰を据えて、内政、外交を進めてもらいたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社


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