24、25日に札幌で「にしん街道まつり」

update 2011/9/3 10:06


 【札幌】日本海沿岸で隆盛を極めたニシン文化≠見直し、多彩な歴史遺産や食文化を沿岸市町村の活性化、広域観光の展開に結び付ける広域イベント「北海道・日本海にしん街道まつり」が24、25の両日、STVホール(中央区北1西8)で開かれる。

 松前、上ノ国、江差の3町観光協会でつくる北海道歴史倶楽部(会長・打越東亜夫江差観光コンベンション協会長)の主催。24日は午前11時半の開会式に続き、演歌歌手の山内恵介さんらが出演するSTVラジオの公開生放送を予定。午後1時には郷土芸能交流祭が開幕。江差追分、江差もちつきばやし、松前神楽、稚内海峡太鼓、留萌岩戸神楽を披露する。

 25日は午前10時半から、日本海沿岸の観光協会長らが一堂に会し「北海道・日本海観光連携宣言」を発表。石橋秀三北大観光学高等研究センター長の講演、井上健二道運輸局企画観光部長、高柳志朗道総研中央水産試験場資源管理部長、前田一男松前町長らによる記念フォーラムを開催。午後3時からは、留萌管内増毛町出身のフランス料理人・三国清三さん、江差町出身の民謡歌手・KAZUMIさんのトークショーも行う。

 同倶楽部は2003年から、ニシン文化の復興を目指す「にしんルネサンス」を活動の柱に据え、イベント開催や市町村交流に取り組んでいる。また、日本海沿岸を「にしん街道」と名付け、シンボルの標柱を設置。本年度は最北の稚内市に到達した。

 打越会長は「約700`の沿岸市町村が1本の街道で結ばれた。イベントは9年間に及ぶ活動の集大成だ。観光や食文化の発信に向けて沿岸市町村の連携を深めるきっかけになれば」とする。入場無料。整理券が必要。問い合わせは江差観光コンベンション協会電話0139-52-4815、STVラジオ電話011-272-8349へ。

提供 - 函館新聞社


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