竹ざおで豪快コンブ釣り…恵山の伝統漁
update 2011/9/2 10:22
コンブの一本釣り―。海岸に寄るコンブを長い竹ざおですくう伝統漁が、函館市恵山町で行われている。うねる波間からコンブを豪快に取り上げ、「流れてくるコンブは立派なものばかり」と漁師は紹介する。
この漁は、3〜6メートルほどの竹ざおの先にあるかぎにコンブを引っかけて行う。根付くコンブの採取は厳禁で、漂流するものに限る。竹を器用に扱う技術とともに、うねる波間に漂うコンブを見つける集中力も必要だ。
秋にかけてコンブの根付きが弱まり、台風などで海がしけると寄るコンブは増す。独特のとろみが人気のガゴメコンブ(トロロコンブの仲間)が浜に寄ることも多い。
岩場での漁は高波の危険があり「安全に気をつけて、無理しないことが一番」と地元漁師。このコンブ漁は午前6時〜午後5時までと採取時間が決められており、例年10月中旬ごろまで行われる。
提供 - 函館新聞社
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