函館市が補正予算発表 1億6019万増額
update 2011/8/31 10:19
函館市は30日、9月6日開会予定の第3回定例市議会に提出する、総額1億6019万円を追加した本年度の一般会計補正予算案を発表した。市の介護給付費の事務処理ミス問題で、市職員でつくる函館市役所職員厚生会の寄付金で介護保険事業特別会計の欠損を補てんする補正予算案や、市税条例の一部改正案などを議案10件を提出する。
一般会計は補正後の総額で1330億8696万円となる。介護給付費問題で市負担分として同特別会計に繰り出す厚生会から寄付金2441万円を計上したほか、赤川中の暖房改修費3000万円や、10月にも整備計画をプロポーザル(提案)方式で公募する函館アリーナ(仮称)の整備推進費230万円を盛り込んだ。
このほか、来年度から函館ハーフマラソンの参加者を4000人規模に倍増するためのコース変更経費として283万円を計上したほか、東日本大震災を受け、消防団員の公務災害補償などの共済基金を積み増しするため、2935万円を盛り込んだ。介護保険事業特別会計では震災の避難者向けの介護サービス支援事業費として341万円を計上した。
条例の一部改正では、地方税法の改正に伴い、市税の不申告に対する過料3万円以下を10万円以下に引き上げる。たばこ税の不申告の過料規定も新設し、寄付金の税控除の対象も現行の5000円以上から2000円以上に引き下げる。
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