ソバ収穫 近づく秋
update 2011/8/30 10:34
【知内】道南有数の作付面積を誇る知内町で29日、ソバの収穫が始まった。大型コンバインがソバの穂を次々と刈り取り、ひと足早い秋の訪れを告げている。
JA新はこだて知内基幹支店によると、同町内のソバ作付面積は88ヘクタール(昨年65ヘクタール)。輪作体系の一つにソバを組み込んでいることや、戸別所得補償制度が畑作物にも対象が拡大され、ソバ栽培もメリットが受けられるようになり、面積が増えた。
生産者は6月に播種(はしゅ)。同町豆類機械作業受託組合(玉森健組合長)が収穫、乾燥、調製を行った後、JAに出荷する。新ソバはAコープ知内店(重内)でソバ粉として販売されるほか、町内の飲食店「川波」でも新ソバを使ったメニューが味わえる。
この日は同組合のコンバイン4台を使い、重内の圃場で刈り取り作業をした。玉森組合長(42)は「作柄は平年並み。ことしは昼夜の気温差が大きかったので、香り、味の良いソバができるのでは」と話していた。
同組合は圃場の適期を見ながら、順番に刈り取っていく。収穫作業は9月いっぱい続く見通し。
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