「縄文ロマン南かやべ」正式登録
update 2011/8/26 10:09
10月1日にオープンする函館市縄文文化交流センター(臼尻町)に併設される道の駅「縄文ロマン南かやべ」が25日、国土交通省に正式登録された。函館市では2カ所目の道の駅となり、市教委文化財課は「国内唯一の国宝があることを利点に、地域振興を図っていきたい」と話している。
市内に道の駅ができるのは1999年オープンの「なとわ・えさん」(日ノ浜町)以来、12年ぶり。道南では12カ所目の登録となった。名前は4月に市民から公募し、臼尻町の団体職員、坪井睦美さん(57)の名称を採用。市教委は5月に道開発局を通じて国土交通省に登録申請し、同日、全国7カ所の新規登録が決定した。
同センターには、南茅部地区で1975年に発見された道内唯一の国宝「中空土偶」などを展示。同課は「博物館に併設され、重要文化財を展示している道の駅は何か所かあるが、国宝を展示するのは初めて」とする。
同駅には24時間利用できるトイレ、道路情報端末、駐車場を完備。物品販売の準備も着々と進んでいる。坪井さんは「正式に決まって、とてもうれしい。名前は縄文時代のロマンだけではなく、未来への町づくりの意味合いも込めた。地域の活性化につながれば」と話している。
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