新島襄の生き方学ぶ 同志社大「函館キャンプ」始まる
update 2011/8/24 10:27
海外の新知識を求めて函館から渡米した新島襄の足跡をたどる宿泊研修「函館キャンプ」(同志社大学生支援センター主催)が23日、函館市谷地頭町の市青少年研修センターで始まった。同大学生26人、教職員4人の計30人が参加。海外渡航の地碑(大町)などの訪問、地元卒業生との交流会などを通じ、新島の生き方を学び、自己の人生を見つめ直す。
同大創始者として知られる新島は1864(元冶元)年、幕府の禁を犯して函館から脱国。同キャンプはことし29回目となる同大の伝統プログラムで、同志社校友会函館クラブ(浜谷信彦会長)が全面的に支援している。
一行は22日にJR京都駅を出発し、23日函館入り。27日まで5泊6日(1泊は車中泊)の日程で函館に滞在する。期間中はアウトドア、ディスカッション、レクリエーション、イベントの4班に分かれ、学生主体で企画を立て実行する。
23日は同センターで開会式を行い、学生、教職員が一人一人自己紹介をした。引率の川満直樹商学部専任講師は「普段は他学部の学生と話す機会がないので、この機会に良い交流ができれば。積極的に声をかけて」と話していた。
25日夜には、函館山ロープウェイ山頂で地元卒業生との交流会がある。
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