室内楽の魅力 存分に披露

update 2011/8/23 11:05


 14日から函館市内で行われていた、室内楽などを学ぶ「イカール国際ミュージックキャンプ in Hakodate」の最終日を飾る演奏会が22日、市芸術ホール(五稜郭町)で開かれた。一流演奏家ら15人が近代の室内楽作品など13曲を熱演。数々の妙技が繰り広げられ、来場者330人を魅了した。

 同キャンプは函館国際室内楽アカデミー(岡田照幸代表)が今年初めて開催(函館新聞社など後援)。この日の演奏会では、講師を務めた東京芸大音楽学部長の植田克己さん(ピアノ)、パリ国立高等音楽院ピアノ科准教授の上田晴子さん(同)をはじめ、岡田さん(同)や伊藤亜希子さん(同)、森洋子さん(チェンバロ)といった函館の演奏家らも出演した。

 前半のプログラムでは、植田さんがモーツァルトのピアノ四重奏で甘美な音色を奏でるとともに、弦楽器奏者と絶妙のアンサンブルを披露。ブラームスのピアノ四重奏を取り上げた函館のピアニスト、高実希子さんも重厚で深い音色を引き出した。

 伊藤さんは伊藤野笛さんとの2台ピアノでアレンスキーの「組曲第4番」をロマンチックに奏でた。上田さんはショスタコービッチのピアノ三重奏を演奏し、室内楽の魅力を存分に伝えた。

提供 - 函館新聞社


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