子ども夢中「面白い!」 科学祭開幕

update 2011/8/21 11:12


 科学の魅力を発信する「はこだて国際科学祭」(サイエンス・サポート函館主催、函館新聞社など後援)が20日、五稜郭タワーアトリウムで開幕した。多彩なプログラムを体験しようと、大勢の市民が参加、楽しく科学に触れた。28日まで行われる。

 五稜郭タワーを中心に、市内の複数会場で開催。3年目のことしは「はこだて・健康・みらい」をテーマに、科学と健康にまつわるさまざまな企画を用意している。

 ことしの目玉企画「絵本カーニバルin科学祭」のブースでは、科学や健康に関する絵本がずらり。体の仕組みや、さまざまな生き物が載った本など、わかりやすく描いた絵本に、訪れた子どもたちが瞳を輝かせた。

 絵本の中には、公立はこだて未来大の学生が作った「仕掛け絵本」も。各ページの1部分に専用のカメラをかざすと、目の前に置かれた液晶に登場キャラクターが立体的に飛び出すようになっており、子どもたちは「不思議だね」「絵が動いたよ」と夢中で楽しんだ。開発者の1人、相内祥平さん(3年)は「手足があるキャラクターを立体で動かすのは技術的に難しい。夜遅くまで頑張って開催を迎えた」と安どの表情。

 このほか、「科学屋台」ではカタクチイワシの解剖や、車イスの体験なども行われた。家族で遊びに来ていた函館ひかり幼稚園の佐々木奏ちゃん(5)は、Tシャツに科学祭オリジナルステッカーをつけ、「兄弟でおそろいだよ」と笑顔。「木の本を読んだ。面白かった」と楽しげに語った。

提供 - 函館新聞社


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