海王丸入港 市民ら歓迎…オーシャンウィーク開幕
update 2011/8/19 11:51
海に親しむ市民参加型イベント「オーシャンウィーク」(函館国際水産・海洋都市推進機構など主催)が18日、函館市で開幕。独立行政法人航海訓練所の練習船「海王丸」(2556トン)が函館港西ふ頭に接岸し、市民ら大勢が歓迎した。 オーシャンウィークは、水産・海洋の祭典として2年に一度開催。「海とのふれあい」をテーマに28日まで、体験教室やシンポジウムなどを予定している。
海王丸は日本最大級の帆船で、高さ50b級のマスト4本を備える。18日午前に函館港に入り、函館巴太鼓の勇壮な響きで歓迎した。
歓迎式で工藤寿樹函館市長は「函館は海、港とともに発展してきた。将来のまちづくりでもこのオーシャンウィークは重要で、皆さんの素晴らしいパフォーマンスも期待している」とあいさつした。
帆船には海上技術学校の実習生80人と甲斐繁利船長ら乗組員計157人が乗り、接岸中の日没から午後10時まで、船体のイルミネーションを輝かせる。「函館夜景を一層美しく彩れれば」と甲斐船長は語る。
船の交流は20日午後1時から帆を広げる訓練「セイルドリル」、21日は一般公開(午前9時〜同11時、午後1時〜同3時半)。東京へ向けて出港する22日は、実習生が帆を支えるヤードにまたがって見送りの市民に「ごきげんよう」と呼びかける最高級の儀式「登檣礼(とうしょうれい)」を行う。午前10時すぎを予定している。
入港をビデオで撮った市内青柳町の越浦正則さん(62)は「初めて見たけど、見事で素晴らしい」と話していた。
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