一流演奏家の技に触れる…ミュージックキャンプ開講

update 2011/8/16 11:14


 一流演奏家がピアノや室内楽などの公開レッスンを行う「イカール国際ミュージックキャンプ 2011 in Hakodate」が14日、函館短期大学(函館市高丘町)を主会場に始まった。14、15の両日は函館の小中高生ら28人が受講し、一流の技と人柄に触れた。

 函館国際室内楽アカデミー(岡田照幸代表)が、音楽教育によるまちづくりや音楽文化の発展を目的に今年初めて開催。全国から参加者を募り、15日までが小中高生、16日〜21日は一般市民30人のレッスンを実施。函館など道南からは計19人が参加しているほか、関東や徳島などからの参加もある。

 14日の講師はパリ国立高等音楽院ピアノ科准教授の上田晴子さんら9人で、約30分〜1時間のピアノ、室内楽のレッスンを実施。上田さんが「空の色が少しずつ変化していく光景をイメージして」と独特の言い回しで音色について指導。最初は緊張していた受講生も、少しずつ生き生きとした音に変化していった。

 また、チェンバロ体験講座も行われ、函館のチェンバロ奏者、森洋子さんが楽器の構造や歴史を紹介。試奏した子どもたちは「軽やかに弾けて面白かった」と満足していた。

 北斗在住の猪股希実さん(14)は上田さんのレッスンを受け「演奏のイメージの例えが分かりやすかった。その通りに弾いたら音が変わってびっくり。貴重な機会になりました」と話した。

 レッスンは午前9時〜午後5時で、1日1000円で市民も聴講できる。希望者は直接会場へ。

提供 - 函館新聞社


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