「エンヤ!」熱気最高潮…姥神大神宮渡御祭・上町巡行
update 2011/8/12 10:35
【江差】姥神大神宮渡御祭は最終日の11日、渡御行列による上町巡行(うえまちじゅんこう)が行われた。前日からの雨も上がり、好天に恵まれた町内を、同神宮のみこしに供奉(ぐぶ)する山車行列が練り歩いた。午後9時すぎには13基の山車が新地町の繁華街に集結。3日間に及ぶ壮大な祭礼のフィナーレを飾った。
江差町では、午前11時21分に最高気温が28・7度に達した。暑さをものともせずに、山車行列は「エンヤ!エンヤ!」と、元気な掛け声を上げながら、海岸沿いの街並みや山坂が多い上町地区を巡行。夜に入ると13基の山車が新地町の繁華街に集結。通り沿いにすべての山車が横一線に居並ぶ「立て山車(やま)」の態勢になり、みやびやかな祭りばやしを奏でた。はんてん姿の若者たちがにぎやかに踊り回り、祭礼の熱気は最高潮に達した。
また、10日に行われた「祭ばやしコンクール」(江差観光コンベンション協会など主催)の審査結果が11日に発表され、津花町の「楠公山(なんこうやま)」が3年連続で優勝。2位は茂尻町の「誉山(ほまれやま)」、3位は愛宕町の「神功山(じんぐうやま)」が受賞。努力賞は、陣屋・海岸町の「松宝丸(まつほうまる)」と豊川町の「豊栄山(ほうえいざん)に贈られた。
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